読書日記2024-32
深夜カフェ✭ポラリス
秋川滝美(著)
[アルファポリス2023年11月発行]
あらすじ
子供の入院に付き添う日々を送るシングルマザーの美和。 子供の病気のこと、自分の仕事のこと、厳しい経済状況――立ち向かわないといけないことは沢山あるのに、疲れ果てて動けなくなりそうになる。 そんな時、一軒の小さなカフェが彼女をそっと導き入れて――(夜更けのぬくもり)。
「夜更けのぬくもり」他4編を収録。 先が見えなくて立ち尽くしそうな時、深夜営業の小さなカフェがあなたに静かに寄り添う。 夜闇をやさしく照らす珠玉の短編集。
感想
ポラリスーーそこは夜中に途方に暮れる人たちの道標。
PM10時〜AM6時営業のカフェには、突然のように悩みを抱えた人達が集まる…
似たような本があったような気もするけど、店主の朱里のキャラがいいですね!
人より敏感なだけ?その人の心の中がちょいと視えちゃう?
"魔女"と言われるほど客の心の中を見抜き、客たちが求めている料理を提供してくれる設定ね
文章が軽すぎるし都合が良すぎる…という感想もあったけど、私にはちょうどいい感じ〜♡
アドバイスがちょっとした謎解きみたいで、その軽さが読みやすかった!
秋川滝美さん『ひとり旅日和3』の文庫本を借りて、2話くらい読んでから再読に気づき(遅い?!)、やっぱり苛つくわ〜と思ってた後に読んだこの本。
こちらならばシリーズ化されても満足よ(^_-)-☆
ありがとうございましたm(_ _)m