読書日記2024-20

猫を処方いたします。②

石田祥(著)

[PHP文芸文庫2023年11月発行]


猫を処方いたします。2 (PHP文芸文庫) [ 石田 祥 ]

 

  あらすじ

京都市中京区、薄暗い雑居ビルにある「中京こころのびょういん」。 評判を聞きつけ、メンタルの悩みを持った人々が訪れるが、そこで処方されるのは薬ではなく、なんと本物の猫だった! 彼氏との関係に悩む女子大生、妻に先立たれた老人、保護猫センターで働く男……。 「処方猫」と過ごす時間によって、患者達の心の傷は少しずつ癒えていく。
一方、猫を処方する”ニケ先生”には何か秘密があるようで――?
猫と人の絆を描いたシリーズ第二弾!


  感想

累計14万部突破!第11回京都本大賞受賞シリーズ第2弾!

えっ、そうなんですか…

最近よく思ってしまうけど…この本でももう一度、1巻を読みたいなぁ〜と検索したら220件の予約が入ってたびっくり

あ〜人気本だったのね!京都本屋大賞だから?


相変わらずトボけたニケ先生、前作で秘密は半分は分かったけど、今作でその待ち人が確定しました。


そう〜ニケ先生と保護猫センターの男性の関係…行き着く先は…? まだ続くのか、これで終わりなのか?


今作は保護猫センターのことや猫を飼うということを、沢山の人に知って欲しい想いが溢れていたように思いましたね。


最期まで責任を持って飼うのは当たり前だけど、その最期に耐えなければならないというのも覚悟しなければならないこと。

その辺りの想いが読んでいて涙がジワジワ泣


経験者の私も、側にいてやりたい想いとそうでない想いの葛藤を何度もした…

《猫が遠くへ行く時、思い描くのはあなたとの楽しい時間です》


そうならば嬉しい!そうだと信じたい!


ありがとうございましたm(_ _)m