読書日記2024-18
すべての神様の十月❲二❳
小路幸也(著)
[PHP文芸文庫2021年9月発行]
あらすじ
シリーズ累計10万部突破!
死神、九十九神、福の神……
現代社会に溶け込むように存在している八百万の神々と、人間達とのちょっと不思議なふれあいを描いた、切なくも心温まる連作短篇シリーズ第二弾。
全10篇を収録。文庫オリジナル。
感想
10万部⁉ そんなに売れたシリーズなんだとビックリ
世の中に沢山いるらしい神様の活躍がよく分かる優しいお話だもんね〜
神様たちってこんなに人間界に溶け込むように暮らしてる?
でもって人間臭い神様たちがもたらす小さな奇跡が微笑ましいんですけど
1巻の最初の話が、この2巻の最後の話に繋がっていた!
読みながら思わず『あぁ〜〜〜!』
前作でも登場してた九十九神、意味というかどういう神?
《人間が大事に使ったものに宿る神》
その条件は愛情。慈しみ愛おしみを大切にする心。その人間の心が九十九神を作るんだ!
今の時代、簡単に物を捨てちゃうけど、長く大事に愛情を持った物って、その人のお守りにもなるって事ですね!大切にしましょう!
そう思うと、周りにある全ての物が愛おしくなるわ
ありがとうございましたm(_ _)m