読書日記2024-16
すべての神様の十月
小路幸也(著)
[PHP研究所2014年7月発行]

あらすじ
榎本帆奈は驚いた。 金曜日の夜、行きつけのバーで隣り合ったハンサムな男性は、死神だったからだ。…(幸せな死神)
池内雅人は貧しかった。 貧乏神に取り憑かれていたのだ。 貧乏神には雅人に取り憑かなければならない“理由”があった。…(貧乏神の災難)ほか、4篇。
神様たちの意外な目的が胸を打つ短篇集。
感想
題名に惹かれて予約、手元に来たら2巻
あれっ?またワイルド読みになっちゃうやん!と検索したら1巻が棚にあるので、慌てて借りて読んだ
死神・貧乏神・疫病神・道祖神・九十九神・福の神が登場
あぁ〜そういう話なのね!
思っていたのとはちょっと違ったけど、私的には受け入れられない話ではなかったかな
死神とか貧乏神とか疫病神とか縁起の悪そうな神様も、名前ほど悪くない、ほっこりするいい話になっていたしね
《小さな幸せも大きな幸せもこの世にはたくさんある。気づかなくても通り過ぎちゃっても後から考えればあのときは幸せだったんだと気づくこともある》…死神の言葉
《運が良ければそれはとても良いことじゃないかと人間は思うだろうけど、あまりの強運は身を滅ぼすことを人間は知らない》…貧乏神の言葉
ねっ、死神も貧乏神もそんなに悪い奴ではないよね!?
2巻を続けて読もうと思ったけど、先に大作をやっつけないと期限に間に合わないので、655ページ
頑張ろう…
今月には3巻も発売されたそうな〜
ありがとうございましたm(_ _)m