読書日記2024-3

シャイロックの子供たち 

池井戸潤(著)

[文藝春秋2006年1月発行]

✩✩✩



あらすじ

ある町の銀行の支店で起こった、現金紛失事件。 女子行員に疑いがかかるが、別の男が失踪…!? “たたき上げ”の誇り、格差のある社内恋愛、家族への思い、上らない成績…事件の裏に透ける行員たちの人間的葛藤。

銀行という組織を通して、普通に働き、普通に暮すことの幸福と困難さに迫った傑作群像劇。


 

シャイロックの子供たち (文春文庫) [ 池井戸 潤 ]

 

感想

昨年2月に映画を観て、直ぐに原作を読みたいと予約した。



しかし…1冊に12人待ちで、ストップさせた人も多い? やっと年末に回ってきました😱


全体的には池井戸さんらしい話で、始終銀行員とはこんなに大変な仕事なのかと思わせられる内容。

おまけに裏ではモラルも何もないムカムカ


今は実際には内情も変わってきていると思うし、いやそうでないと何を信じていいのか分からないわ🤬


どんな世界でも会社でも犯罪は犯罪!

ましてや現金を扱う仕事を何だと思うのだ!と言いたくなりますね。


映画は完全オリジナル版とあったけど、連作短編の原作本をストーリー仕立てにしただけで、これは原作を読んだだけでは把握しにくいだろうなぁと思いました。


ありがとうございましたm(_ _)m