読書日記2023-248
DRY
原田ひ香(著)
[光文社2019年1月発行]
✩✩✩

あらすじ
北沢藍は職場の上司と不倫して、二人の子供を置いて家を出た。 十年ぶりに実家に戻ると、男にだらしない母と、お金にがめつい祖母がうら寂しく暮らしていた。 隣に住む幼馴染の馬場美代子は家族を見送り、今は祖父をひとりで看ている。 介護に尽くす彼女は、孝行娘とあがめられているが、介護が終わったその先はどうやって生きていくのだろうか。 実は、彼女の暮らす家には、世間を震撼させるおぞましい秘密が隠されていた。注目の作家初のクライムノベル。
感想
クライムノベルとは?
•••••犯罪行為やその調査を描く物語
なるほど、お初のジャンルなんですか…
う〜ん(¯―¯٥)
私はそちらじゃない原田ひ香さんがいいな〜
倫理も理性も溶けていく様には、もはや破滅へしかない…。
希望もないしただ堕ちていくだけは、読んでいても苦しくしんどくて仕方なかった(~_~;)
介護と貧困がテーマというのは分かるけど、そこに犯罪が加わえて欲しくなかった!
生活保護=堕ちるや沈めると表現するのも嫌悪感ありでした。
壮絶な場面が頭から離れず、気持ち悪い夢を見てしまった…
ありがとうございましたm(_ _)m