読書日記2023-222

路地裏のほたる食堂

大沼紀子(著)

[講談社タイガ2016年11月発行]

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路地裏のほたる食堂 (講談社タイガ) [ 大沼 紀子 ]

 

  あらすじ

「あんたの秘密。聞かせてくれたら、金はいらない」お腹を空かせた高校生が甘酸っぱい匂いに誘われて暖簾をくぐったのは、屋台の料理店「ほたる食堂」。 風の吹くまま気の向くまま、居場所を持たずに営業するこの店では、子供は原則無料。 ただし条件がひとつ。 それは誰も知らないあなたの秘密を教えること。 彼が語り始めた秘密とは?  闇夜にまぎれるように佇む路地裏の食堂を舞台に、足りない何かを満たしてくれる優しい物語。


  感想

『真夜中のパン屋さん』が良かったので、他の大沼作品を物色してて見つけたシリーズもの。


読み始めは、面白くない訳ではないけど、もうひとつ乗れない感じで…。

でもテンポは悪くないんですよ!


あぁ〜、猫缶ピリピリ

子猫を缶に詰めて放置する猫缶事件、悪意の事件の真実。

これがどう展開するのかを知りたくて読んだのかも!?


表紙の二人が主役だと当然のように思ってたけど、この本に関してはサブ的な存在?

終わり方で、多分次作からはそこに繋がるんだろうなぁ〜と。


今回の舞台は岐阜。 気まぐれな屋台のようなので、もしかしたら毎回変わるのかな?


まよパンシリーズと同じく、登場人物はクセはあるけど良い人ばかりなんだけど、どの人もそりゃ〜色んな辛さを抱えている…。


どう展開していくのか?を見極めないとね😉


ありがとうございましたm(_ _)m