読書日記2023-215
セクシャル・ルールズ
坂井希久子(著)
[PHP研究所2023年3月発行]
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あらすじ
社労士事務所を経営している岩瀬麻衣子は、結婚するときに仕事を辞めると申し出てくれた夫の耀太に育児を任せ、大黒柱として家計を担い、日々の仕事に邁進していた。 しかし世間の不理解、お互いの仕事と家事への不満、さらに忙しさですれ違う生活のなか、ある決定的な出来事が起こり、とうとう二人は離婚することに。 だが、麻衣子にはこれまで任せっきりだった育児、耀太には再就職という高い壁が立ちはだかっていて……。
世間の価値観とのギャップに振り回される夫婦生活のゆくえは!?
感想
バリバリ働くママと、家庭を守る専業主夫のパパ。
お互い納得して今のスタイルを選んだのに不満が募って…云々
話としては単純?よくある展開ではあるけど、そこはセクシャルルールズというタイトルのような性の違いがややこしい?
性差による役割を捨てて新しい生活をしているつもりだったが、やはり周りはそう簡単に馴染んではくれないもんだ…
立場が違えば不満もそれぞれで、お互いを想いやる気持ちが薄れて求めるだけになっちゃうのよね…
夫婦の顔はその数だけある、経済力=生活力でもない、相手の立場に立たないと分からないことも沢山あるし、それぞれがいろいろなことを経験するべきなんでしょうね!?
ありがとうございましたm(_ _)m


