読書日記2023-190
殺戮の狂詩曲(ラプソディ)
中山七里(著)
[講談社2023年3月発行]
✩✩✩✩
あらすじ
【偽善という言葉から、これほど遠い小説はない】
高級老人ホームで発生した、令和最悪の凶悪殺人事件。 好人物を装っていた介護職員の心中に渦巻く邪悪。 最低な被疑者への弁護を名乗り出た悪評塗れの弁護士・御子柴礼司が、胸に秘める驚愕の企みとは?
感想
御子柴シリーズ第6弾かな?
彼の動じない姿が好みなのよねぇ
"殺戮"さつりくなんて言葉、書いたこともないし書けない!
読まれた方はタイトル読めた??
いきなり残虐なシーンであ然…
ちょっとちょっと…
何があったのよ
と思わず叫びそうになりながらも、ここに彼が登場するんだな!とワクワク
さすがにこの裁判は勝てないよな…と思いつつ、どう展開させるのかを興味深く読み進め、戦略と影の存在が見えてここから逆転か?
とはならなかったですね…そりゃ〜仕方ない
エピローグのための物語だったのかな?と…
今回の題材は難しいけど、痛快な部分も欲しかったなぁと思ってしまいました
ありがとうございましたm(_ _)m