読書日記2023-175
四日間家族
川瀬七緒(著)
[角川書店2023年3月発行]
✩✩✩✩
あらすじ
誘拐犯に仕立て上げられた自殺志願者たちの運命は。ノンストップ犯罪小説!
自殺を決意した夏美は、ネットで繋がった同じ望みを持つ三人と車で山へ向かう。 夜更け、車中で練炭に着火しようとした時、森の奥から赤ん坊の泣き声が。 「最後の人助け」として一時的に赤ん坊を保護した四人。 しかし赤ん坊の母親を名乗る女性がSNSに投稿した動画によって、連れ去り犯の汚名を着せられ、炎上騒動に発展、追われることに――。 暴走する正義から逃れ、四人が辿り着く真相とは。
感想
初読みの作家さん?
名前は聞いたことあると思いながら…
以前、1冊挫折した方でした![]()
冒頭から気持ち悪くなる展開で…
またも挫折か?
と思いつつ読み進めると、展開が早くてジェットコースター〜〜〜
それに釣られて一気読み![]()
しかし嫌な話でした…
集団自殺からそれぞれの過去、ヤクザが絡んだりもうメチャクチャ![]()
怒濤の展開になり、中心はネット!?
まずそのネットでの呼びかけで集まった自殺志願者達だもの。
しかし ネット社会の恐るべき狂騒感がこれでもかと追いかけてくる様は、今を生きる私達には恐怖です…。
ネット民って、まともなのか?
それに踊らされる世間も、まともなのか?
個人情報って何なの?
って思えました![]()
最後には少し光が見えたけど、気持ちが落ちる話ではありました。
ありがとうございましたm(_ _)m
