読書日記2023-174
真夜中のパン屋さん
午前0時のレシピ
大沼紀子(著)
[ポプラ文庫2011年6月発行]
✩✩✩✩✩
あらすじ
*----*★*都会の片隅に、真夜中にだけオープンする不思議なパン屋さんがあった*★*-----* あたたかい食卓がなくても、パンは誰にでも平等に美味しい。
謎多き笑顔のオーナー・暮林と、口の悪いイケメンパン職人・弘基が働くこの店には、パンの香りに誘われて、なぜか珍客ばかりが訪れる……。 夜の街を徘徊する小学生、ワケありなオカマ、ひきこもりの脚本家―――
家庭の事情により親元を離れ、「ブランジェリークレバヤシ」の2階に居候することになった女子高生・希実は、“焼きたてパン万引き事件”に端を発した失踪騒動へと巻き込まれていく……。
感想
2巻目を読んで、これは絶対に1巻目を読まないと!と早速(^^)v
まず驚いたのは、2011年発刊で増刷2013年に27刷と私の借りた本ではそうだった
それだけ人気本だったんですね!
私はノーチェックだったけど、さすが人気本だけはあった
このシリーズは絶対にこの1巻目を読まないと始まらない
先に2巻目を読んだ私だから言えるけど、それぞれの生い立ちから登場の仕方までを知っていると知らないでは、このシリーズへの思い入れさが違いますよ( ̄ー ̄)ニヤリ
育児放棄に虐待やイジメ、ストーカー行為やLGBTまでも、とにかく盛りだくさん
かなり腹立つ場面もある!
それぞれの登場人物の生育が濃くて、惹き込まれ過ぎちゃいました
3巻目も手元にあるけど、少し間を置いて読もうと思います…
サブタイトルが真夜中のパン屋さんに因んで、午前0時の〜午前1時の〜(最終巻が午前5時の〜かな?)と順になっているのもオツですね(^_-)-☆
ありがとうございましたm(_ _)m