読書日記2023-160
ちびねこ亭の思い出ごはん
黒猫と初恋サンドイッチ
高橋由太(著)
[光文社文庫2020年4月発行]
✩✩✩✩
あらすじ
新進俳優として注目されていた兄が、自分をかばい交通事故で亡くなった。 やり場のない悲しみと後悔を抱える琴子は、死者に再会できるという千葉の内房にある食堂へと向かう。 その店で故人との思い出の料理を食べると、ありえない現象が起こるというのだ。 半信半疑で訪れた彼女を包んだ温かな奇跡とは?
感動の涙をおさえきれない切なくて優しい連作短編集。
感想
タイトルに惹かれた初めましての作家さん。ねこって言葉に弱いのよ
亡くなった人に逢える!
ん?これって…
と思いつつ読みながら「プッ」
死者との再会は、思い出ごはんが冷めるまでのほんの短い時間
ねっ どこかで読んだのと似てますよね!
でもいいんです!感動の思い出はそれをも吹き飛ばしてくれる
完全ファンタジーだけど、こういうのがあっても良いじゃないの〜って思いました
死んでしまった大切な人に会いたい…
伝えることができなかった想い…
聞きたかった気持ち…
訪れた人たちが思い出ごはんを食べて大切な人に会えたときはウルウル
シリーズもので既に7冊?
ボチボチ読んでいきます!
またもシリーズものが増えちまった
ありがとうございましたm(_ _)m