読書日記2023-158

陽だまりの天使たち

ソウルメイトⅡ

馳星周(著)

[集英社2015年10月発行]

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  あらすじ

犬との暮らしが教えてくれる。愛する気持ち、愛される気持ち。今を大切に生きることの素晴らしさ。

病と闘う少女のそばに寄り添う「トイ・プードル」、絶望した男の前に現れた捨て犬「フレンチ・ブルドッグ」ほか、「ミックス」「ラブラドール・レトリーバー」「バセット・ハウンド」「フラットコーテッド・レトリーバー」書き下ろし「バーニーズ・マウンテン・ドッグ―魂の伴侶―」珠玉の短編計7編を収録。

犬を愛するすべての人へ捧げる、書き下ろし巻頭詩「いつもそばにいるよ」も必見!!



  感想

続編はもっと泣かせて貰いました…


"天使"なんだよね、そんな存在が…寄り添ってくれる存在がいなくなる時…

喪失からの再生!

別れは避けられないけど、それすら不幸ではないのだと思わせてくれました。


そして、決して可愛いだけで迎えてはいけない!命をもっともっと重く捉えて欲しいという著者の想いを感じた!


ソウルメイト=魂の伴侶

だから、ずっと一緒だよ!

だから、悲しまないで!

出会ったのは、あなたと魂の伴侶になるため、あなたを愛し、あなたに愛されるため。 私達は誰かを愛さないと幸せにはなれないの。


だから人間は、最期の最期まで責任を持つことが大切!

愛し愛された犬(動物)は幸せに旅立てるのよね、きっと…。


色んな意味での教訓にもなり得る言葉がたくさんありました(^^)/


ありがとうございましたm(_ _)m