読書日記2023-155.156
福猫屋①・②
お佐和のねこだすけ
お佐和のねこかし
三國青葉(著)
[講談社文庫2022年11月発行]
[講談社文庫2023年2月発行]
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あらすじ
夫を亡くして塞ぎこむお佐和を救ったのは迷い猫だった。 彼女は恩返しに貸し猫の店を思いつき……。 江戸のペット事情を描く時代小説!
①錺職人の夫を若くして亡くしたお佐和は仕事場を兼ねた広い家にポツンと一人取り残された。夫を追いかけたいと思うほど落ち込んでいたが、そこへ腹の大きな野良猫が迷い込む。福と名づけたその猫の面倒を見るうちに心癒やされ、お佐和は立ち直りを見せる。 江戸時代のペットショップ「福猫屋」が始まるきっかけだった……。
②福猫屋の経営もやっと軌道に乗りかけてきた。 そんな矢先、突然猫が消える「猫さらい」の噂が伝わってくる。すでに地元の両国界隈で発生しているらしい。 犯人は客の中にいるのだろうか。そしてこの「猫さらい」をきっかけに、お佐和が思いついた新たな商売とは……。
感想
初めましての作家さん。
猫好きな私は、タイトルに惹かれて借りたけど、大当り!!
1度に借りられた2冊を一気読み
なんと1日で読んじゃいました
江戸時代の保護猫活動&猫カフェですねミャ~ン
時代小説だからこその優しさと大らかさで、猫の命を大切にすることがヒシヒシと伝わりました!
とにかく猫たちがとってもキュートで虜になっちゃう〜
ちょっと猫さんが賢すぎるけどね
猫好きさんはぜひ!そうでない方も癒し系を求める時にぜひ(^^)/
近々3巻目も発刊されるらしい!
ありがとうございましたm(_ _)m