読書日記2023-150
やさしさを忘れぬうちに
川口俊和(著)
[サンマーク出版2023年3月発行]
✩✩✩✩
あらすじ
「いつか」なんて待たずに、すぐ会いに行けばよかった——。
結婚を許してやれなかった父、バレンタインチョコを渡せなかった女、離婚した両親に笑顔を見せたい少年、名前のない子供を抱いた妻……
止まってしまった「今」を未来へと動かすために過去に戻る、4人の男女の物語。
とある町のとある喫茶店のとある座席には不思議な都市伝説があった。 その席に座るとその席に座っている間だけ望んだ通りの「時間」に移動ができるという。 ただし、そこにはめんどくさい…非常にめんどくさいルールがあった。
感想
シリーズ第5弾。
相変わらず面倒くさい人達ばかりだけど、そんな話につい魅入らてしまうのよねぇ![]()
言えなかった後悔、行動するより行動しなかった後悔、誰にでもありますよね。
でもそれも運命だもの…仕方ない…
今作の体験者さんは、ルールを知っている人が多くて、その分クドクドが少なくて読みやすかったわ![]()
今回は言いたいことが言えないパターンが多かったけど、相手もそのルールを理解してての会話だからスムーズさもひと際だった!?
マンネリ…という感想も多いけど、また続編が出たらやっぱり読むだろうアタシ![]()
ありがとうございましたm(_ _)m