読書日記2023-140

 ほかほか蕗ご飯

居酒屋ぜんや①

坂井希久子(著)

[角川春樹事務所2016年6月発行]

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ほかほか蕗ご飯 居酒屋ぜんや (ハルキ文庫) [ 坂井希久子 ]

 

あらすじ

家禄を継げない武家の次男坊・林只次郎は、鶯が美声を放つよう飼育するのが得意で、それを生業とし家計を大きく支えている。 ある日、上客の鶯がいなくなり途方に暮れていたときに暖簾をくぐった居酒屋で、美人女将・お妙の笑顔と素朴な絶品料理に一目惚れ。 青菜のおひたし、里芋の煮ころばし、鯖の一夜干し……只次郎はお妙と料理に癒されながらも、一方で鶯を失くした罪責の念に悶々とするばかり。

美味しい料理と癒しに満ちた連作時代小説、新シリーズ開幕。


感想

幾つか手を出していたシリーズものはほぼ制覇したので、また新たなシリーズものを探してたところ、お邪魔したブログで拝見!


坂井希久子さんは今まで読んだ印象も◎だし、時代小説でも美味しい話は受け入れられるはず?

この前に時代小説で猫さんの出てくるシリーズを読み始めたけど…挫折泣


「居酒屋ぜんや」の菩薩のような女主人が作るひと手間かけた美味しい料理。 そしてそこに集まる人々との人情の物語。

うん!これは完全に癒しにもなる箸休め本ねチョキ


「笹鳴き」「六花」「冬の蝶」「梅見」「なずなの花」とそれぞれの短編の題も風情がある!


全11冊? 先は長いけどボチボチ読んでいこうと思いますバイバイ


ありがとうございましたm(_ _)m