読書日記2023-108

神様の御用人⑩

浅葉なつ(著)

[メディアワークス文庫2021年3月発行]

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神様の御用人10 (メディアワークス文庫) [ 浅葉 なつ ]

 

  あらすじ

神様にだって願いはある。 神と人の絆の物語 、《黄金編》堂々完結!
日本各地で地震が頻発するなか、突如姿を消した黄金。『大建て替え』の危機を前に、荒脛巾神と田村麻呂の悲しい過去や、黄金の深い後悔を知った良彦は、傷だらけの体で再び立ち上がる――神にもできないことがある。 そして人間だからこそできることがあると『神様の御用人』の自分は誰よりも知っているから。
神と人。 それぞれが抱く、切なる願いの辿り着く先とは。 そして良彦が最後に下す、未来への決断とは――。


  感想

とうとう最終巻!

9巻からの伏線を全て回収されるのは分かっているけど、それに行き着くまでどうなるのか?

やはり、なかなか壮大でした。


神という存在、目に見えない私達には考えられない世界…

もちろん著者の浅葉さんの想像の話もたくさんあるでしょう。

が…

神にも"心"や"感情"があって当然でしょう。 しかし神なんだから人間と一緒では困るかも?😓


それにしても著者の神愛、神と人との関係性に対するあたたかい視点には平伏です。


最後になって《語り部》そして次の御用人がやっと分かりました(遅い?)

そして、おまけ(プレゼント?)の《後々》でそれが顕著に!にゃ〜るほど!


この後に出た『番外編』を読まれた方によると、第2シリーズが始まるそうな?! 新御用人?


これまた今更だけど、舞台の地元民としては3巻目辺りでモデルの神社はここだな!と思ってました。

過去に1〜2度は参拝させて貰ってるけど特に深くは散策してないので、近々ぜひ参拝したいと思ってます!時間を作らなくっちゃー

モフモフさまの気配を感じたいな爆笑



ありがとうございましたm(_ _)m