読書日記2023-94
ふるさと銀河線
軌道春秋
高田郁(著)
[双葉文庫2013年11月発行]
✩✩✩✩✩
あらすじ
両親を喪って兄とふたり、道東の小さな町で暮らす少女。 演劇の才能を認められ、周囲の期待を集めるが、彼女の心はふるさとへの愛と、夢への思いの間で揺れ動いていた(表題作)。
苦難のなかで真の生き方を追い求める人びとの姿を、美しい列車の風景を織りこみながら描いた珠玉の短編集。
感想
初めましての作家さん。
高田郁さんは時代小説のイメージだったので手を出さなかったけど、新聞の広告でこの本の続編が出たその文言が
《20万部突破のベストセラー本に待望の最新作!》
とあり、これは読んでみようとなりました(*^^)v
そして、正解です!!
9つの短編で、どれも心に沁みました

その9つの短編が、何らかのカタチで全国の鉄道が絡んでおり、どの編も普通に日常で起きていそうな身近な出来事と思えた。
元々はマンガの原作?
著者が原作者だったそうな。
奇跡がある訳でも特別な能力や知恵を持った人たちが出て来る訳でもないけど、その時々で心が温まったり切なくて涙したり…
それでも人間の強さや温かさを感じさせてくれました。
続編も楽しみです!






私はいつも読み終わって直ぐに下書きして、その後清書するんだけど、このレビューは3回書き直し…3日間もかかった
アメブロさんの何やらの不調で下描きしたのが消えたこと2回!
付箋を貼った言葉や著者のあとがき言葉も載せてたのに残念だわ…
ありがとうございましたm(_ _)m