読書日記2023-90
猫にならって
佐川光晴(著)
[実業之日本社2023年2月発行]
✩✩✩✩
あらすじ
ときには、猫のように生きてみる。
高校生、バーの店員、獣医師……のら猫との出会いと、生命をめぐる8つの物語。
感動の連作短編集。
◆目次◆
第一話 ミー子のおしえ
第二話 やさしく透きとおる
第三話 それぞれのスイッチ
第四話 男の子たち
第五話 エイミー先生
第六話 気になるあのひと
第七話 逃げればいい
第八話 猫の恩返し
装画/とりごえまり
感想
初めましての作家さんで、タイトルのみで借りた1冊!![]()
『猫に習って』なのか『猫になら…って』か
読了後も考えてしまいます![]()
第一話から時代を経ての連作短編。
親から子へ、子から友へ、仲間へと主体はあくまで猫ではなく人だけど、猫の存在が生きる支えだったり人生の道標になる?!
そんな人と猫との関わり方が描かれていた。
過酷な猫たちの状況、家族状況、正義感の行動、ジェンダー問題もとそれぞれの重い問題も織り込みながら…
猫も人間も生きずらい時代だけど、猫のようにしなやかに自由に生きていく姿に憧れたり、勇気を貰えたり、生き方を考えさせられたり…
猫って不思議な存在だわ![]()
![]()
![]()
私もこの子に生かされてます![]()
ありがとうございましたm(_ _)m



