読書日記2023-86

みつばの郵便屋さん

そして明日も地球はまわる

小野寺史宜(著)

[ポプラ社2022年12月発行]

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みつばの郵便屋さん そして明日も地球はまわる (ポプラ文庫 日本文学 458) [ 小野寺 史宜 ]

 

あらすじ

郵便配達員・平本秋宏は今日もみつばの町で小さな物語を拾いあげる。 手紙の届け先に別人が住んでいたことからわかる親子の心、道に落ちていた帽子からたどる忘れ得ぬ思い出、局に見学に来た中学生から教えてもらった歳月の意味。 託された手紙を届けるため、町を走り続けてきた秋宏の胸に今、みつばの街が愛しく息づく。

どの巻からでも読める人気シリーズ最終巻は「昨日の友は友」、「雨と帽子」、「秋の逆指名」、「そして明日も地球はまわる」の4本。 心優しきポストマンの物語、ついに完結。


感想

第8弾にして完結ですか!

なるほど、そのための内容で「総集編」ぽい感じでしたね。


初版から11年…

そろそろ潮時ではあるかなぁ〜?!


小野寺さんらしく、淡々としたどうってこともない話で大きな事件も嫌な人もないけど、とにかく読みたくなる話で安心して読めるというのもあった。

『箸休め本』という言葉を初めて使った本だったかも?


みつばの…じゃなくなって何年か後の子供がいたりする郵便屋さんの姿に会わせて貰えたら嬉しいな〜ハート


ありがとうございましたm(_ _)m