読書日記2023-83
神様の御用人①②
浅葉なつ(著)
①[メディアワークス文庫2013年12月発行]
②[メディアワークス文庫2014年5月発行]
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あらすじ
神様たちの御用を聞いて回る人間―“御用人”。 ある日突然、狐神からその役目を命じられたフリーターの良彦は、古事記やら民話やらに登場する神々に振り回されることになり…!? 特殊能力もない、不思議な力を放つ道具も持ってない、ごく普通の“人間”が、秘めたる願いを持った神様たちにできること。 それは果たして、助っ人なのかパシリなのか。 モフモフの狐神・黄金とともに、良彦の神様クエストが今幕を開ける!
感想
題名に惹かれて手を出した1冊…
じゃなくて、シリーズものでした。またも手を出してしまった…
しかも今で10巻まで出てる!
ヤバい…制覇できるのか不安に思いながらも、取り敢えず1巻を読んだところ……面白い!
今回はワイルドではないよ〜ん!
直ぐに続編を数冊借りて、今回は2冊まとめてのレビューです(^^)/
結局10冊とも借りちゃいました!
違う意味でワイルドだろ〜(*^^)v
社寺好きな私だけど、まだまだ甘いな!と思えることが散りばめられていて、しかもティーン分類の本だけに分かりやすく、笑えるシーンも多々あり読みやすいのよ!
御用人と呼ばれる主人公自体が、ただのフリーターのやる気のないニイちゃんだしね
おまけに地元京都が舞台で、何となくあそこが舞台かな〜と思えたりね
色んな神様が登場する短編連作で、その悩みを解決するのが"御用人" 凡人の私には神様の名前の読み方がなかなか覚えられない…
近年、正しい神祭りが続けられなくなり、人はただ気まぐれにきては勝手な願い事を唱えて去っていくのみで神の力が弱まった?!
《人から感謝の心を奉納されることで神の力は補われていた。そして人はその神から恩恵を受けていた。神と人はお互いがお互いを生かしめる、そんな関係であったのだ》
確かに普段は信仰もせず、たまに参拝して願い事をする…
考えたら勝手なことですよね
しかし大国主神さまが…
あまりにチャライが…
それで神がもっと身近に感じられたらが、著者の想いかも?
ありがとうございましたm(_ _)m