読書日記2023-83
競争の番人②
内偵の王子
新川帆立(著)
[講談社2022年8月発行]
✩✩✩✩
あらすじ
公正取引委員会の審査官、白熊楓は、九州事務所への転勤を命じられる。 ところが配属先は、前任者が次々と離職しているいわくつきの部署だった。 上司のパワハラ、人員不足、慣れない土地での生活に苦しみながらも、内偵業務のエース、常盤とともに、呉服業界の内偵に乗り出す。 内偵を進めるなかで、巨大なカルテルの可能性が浮上。本局第六審査長(通称ダイロク)のメンバーたちも博多にやってきて、調査を開始するが……。 呉服業界を覆うぶ厚い雲を、白熊たちは取り払うことはできるのか? 『競争の番人』シリーズ第2弾、新天地で開幕!
感想
シリーズ第2弾…
だけど第1弾は読んでませんの
アハハ…得意のワイルド読み?!
たまたま図書館の棚にあったので借りちゃいました。
1冊目はドラマ化されてたので、そちらはチラチラと観ていたので、だいたいのストーリーは把握!
なので、続編を読んでも分からなくはなかったです
ただドラマのストーリーとは微妙に違うような?
白熊さんの前職、小勝負くんの親とかね。
同著者の『元カレの遺言書』でも随分とドラマでは脚色されてたし、その辺りは著者にはこだわりが少ないのかな?
話としては福岡が舞台となり、着物業界のカルテル。京都にも来ちゃうし
着物業界…そして地方…極めて狭い世界でのそういうしがらみってやはりあるのかな?
それに土地柄の暴力団との癒着も…?
最後の最後の落としどころ、やられたーって感じでした
ありがとうございましたm(_ _)m