読書日記2023-81

始まりはジ・エンド

新津きよみ(著)

[双葉文庫2020年9月発行]

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始まりはジ・エンド (双葉文庫) [ 新津きよみ ]

 

あらすじ

人生で出会うさまざまな“終わり模様”をテーマにした珠玉の7編。

がんで死と向き合う妹が、病床で姉に託した切なく、愛しい願いとは―「死ぬまでにしてほしい五つのこと」。 人それぞれが直面しているステージ。 何かが終わった時が、振り返れば前向きな始まりだったり…その転換点を小説家の視点で、劇的なエンターテインメントに落とし込む。 いっとき現実を離れて物語世界への没頭へと誘う、名手によるミステリアス短編集。


感想

アンソロジーで出会い、読んでみたいと思った作家さん。


ミステリアス短編集?

私にはそれぞれのオチが、ブラックジョークのように思えましたが…


なので含みのある終わり方、余韻というより気になるわ〜


何かが終わる時は始まりになる時がある…。

また始まりが終わりになるときも…


死であったり別離であったり、人生における様々な「終わり」から始まる人間模様がテーマな本書なので、ブラックユーモアで終わるのはどうだろうか?


ありがとうございましたm(_ _)m