読書日記2023-72
あの日、君は何をした
[小学館文庫2020年7月発行]
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あらすじ
北関東の前林市で暮らす主婦の水野いづみ。 平凡ながら幸せな彼女の生活は、息子の大樹が連続殺人事件の容疑者に間違われて事故死したことによって、一変する。
十五年後、新宿区で若い女性が殺害され、重要参考人である不倫相手の百井辰彦が行方不明に。 無関心な妻の野々子に苛立ちながら、母親の智恵は必死で辰彦を捜し出そうとする。 捜査に当たる刑事の三ツ矢は、無関係に見える二つの事件をつなぐ鍵を掴み、衝撃の真実が明らかになる。
感想
続編を先に入手したけど、こちらを先に読みたくて手元に来るのを待ってました。
まさきとしかさんは過去に1冊読んだことがあり、親子や家族間の話が多いのかと…
こちらの話もモロにそれ!
母親の偏愛?狂気?執着?
同じ母として、もし同じ立場になれば決して異常でもないのかもしれないが、ミステリよりもホラーに近いように思えた…
一部と二部の全く違う話と時代がどこで交わるのか、それを知りたくて一気読みだったけど、伏線多過ぎだし関係者の出身地というだけで繋がるのもどうなんだ?
それでも解決するまで目が離せないお話でした!
独特のキャラクターの三ツ矢刑事。
彼の過去も必要なんだろうけど、そこまでキャラ作りをしなくてもいいように思っちゃいました
続けて続編も読みま〜す!
ありがとうございましたm(_ _)m