読書日記2023-71
神様たち
森美樹(著)
[光文社2021年10月発行]
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あらすじ
親友と恋人の板挟み、いびつな親子の愛憎、あぶり出された過去、ままならない人間関係•••••女は、それでも生きる。
パワースポットを舞台に一筋縄ではいかない人間関係を描き出す。 女性の本質を描いてきた著者が放つ、あるがままを肯定する作品集。
感想
題名から期待していたけど、全く期待とは違う世界でした…
「女の本質をあるがまま肯定する」というのが、こういう世界なんだろうか?
女として60年以上も生きてきた私だけど、余りに偏りすぎてるとしか思えなかった…
神様とか神社とか神聖なものと対比するように、出てくる人物は歪な性愛ばかりで業や欲に塗れていた。
社寺や御朱印好きの私にしたら、後味の悪い1冊でした![]()
ありがとうございましたm(_ _)m