読書日記2023-74、75

珈琲屋の人々2•3

池永陽(著)

ちっぽけな恋

[双葉社2013年5月発行]


宝物を探しに

[双葉社2015年7月発行]

✩✩✩✩+

 


  あらすじ

喫茶店『珈琲屋』の主人・行介は、あることで人を殺した。 刑期を終えた行介を出迎えたのは、かつての恋人・冬子。 冬子は、行介の出所に合わせるように離婚をしていた。 以前と同じように語りはじめるふたり。 だが、何かが違っていた…。


連続ドラマ化もされ、ロングセラーを記録している『珈琲屋の人々』シリーズ最終巻。
行介と冬子の恋の行方もついに……。


  感想

『珈琲屋の人々』の第2弾と第3弾。


シリーズものって、1冊目の評判で続編が出るのかと思うけど、続くに連れて熟れてくる印象があります。


こちらも2冊目から3冊目でグッと落ち着きましたね!

キャラが決まったという感じ?


主人公の行介の過去の殺人事件を知っている人々が、自然と自分の問題への救いを求める展開。


それぞれ短編の中では、キナ臭い話も多々あるけど、ブレないのが行介。


2冊目の最後に冬子が…ガーン

続きが気になるわ!早く読まなくっちゃー

と、続けて3冊目を読みました!


しかし、その情熱は私だけで冬子は普通やん…チュー

その他の話もどれも結論がハッキリでなくて、思わせぶりな終わり方だったな。

行介と冬子の関係がその最もかもねウインク


一旦ここで終わったシリーズが、6年後にまた復活したんですね!

あと2冊は予約しないと手元に来ないので、少し間が空いちゃうかな


ありがとうございましたm(_ _)m