読書日記2023-63
タスキメシ 五輪
額賀澪(著)
[小学館2022年12月発行]
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あらすじ
己との闘いは、続いていく…。
箱根駅伝を終えた千早は食品会社に就職。 その会社から東京五輪選手村食堂に派遣され、偶然コーチ早馬の初恋の人、都と仕事仲間に。 東京五輪選手村食堂では、裏方として世界のアスリートたちを支えるが、目の回る忙しさの中、自分の仕事への情熱が呼び起こされていく。 駅伝では「努力に裏切られた」が、「裏切られた後の景色も悪くない。
一方、眞家春馬はパリ五輪を視野に入れ世界陸上に参戦。 春馬、そして高校時代、大学時代ともにライバル関係だった選手・助川、藤宮らはアスリートとして悩み、葛藤を繰り返しながらも競技生活を続けている。
彼らの自分との闘いは、やがて、世界へ…。
感想
『タスキメシ』シリーズ第3弾。
しかし、前作を読んだのが3年近く前で…
当然のようにうろ覚え
あらすじを読みながら何となく全体像を掴みながら読み始め…
あぁー、東京オリンピックの裏方さん達の苦労って半端じゃなかったんだとしみじみ…
確かに私も開催には批判的でした。
国民全体で規制されている生活を送っているのに、それを全てチャラにするような気がしてた。
今もまだコロナ禍には違いないけど、規制緩和されたのもあるし何より私達が慣れてしまったかな?
だから少し余裕をもってこの話を読めた気がするな…
関係者もアスリートもかなり制限のある中での開催だったろうに、お話の中での触れ合いや食への楽しみ方には、思わず頬が緩みました
前半に感動し過ぎたからか?後半があまり自分の中では盛り上がらなかったのがちょいマイナス点になっちゃいました
ありがとうございましたm(_ _)m