読書日記2023-61、62
バードドッグ
[講談社2014年7月発行]
ドッグレース
[講談社2018年7月発行]
木内一裕(著)
✩✩✩✩
あらすじ
《バードドッグ》
日本最大の暴力団・菱口組系の三次団体である佐村組組長が突然、姿を消した。 二次団体である燦宮会(さんぐうかい)の理事長になることが決まった直後のことだった。 抗争なのか、内部犯行なのか。 矢能政男に調査を依頼する。
《ドッグレース》
今をときめく人気俳優とカリスマ歌姫が殺された。 被告は冤罪を主張するが、真犯人はすでに死んでいた。 弁護士の依頼を受けた矢能は、冤罪を覆す鍵を握る失踪中の前科者の捜索に乗り出す。
感想
ハードなヤクザ本を読んだので、当分はヤクザ物はパス…と思っていたものの、シリーズモノは制覇しないと落ち着かないので、纏めてやっつけましたぜ
元ヤクザの探偵で、前探偵からの縁で預かった小学生の女のコとの関係には癒やされつつ、全編たっぷりとヤクザさんの話でした…
殺人もって…おいおいヤバイわ
ただ矢能氏のブレない落ち着きと判断力には、読んでいても爽快さはある!
残忍さも健在だけど、相手を思い遣る優しさもチラリとはみえるので良しとしよう〜
それに巻を重ねる毎に進化している姿も頼もしくて、やはり面白い!
とりあえず、矢能シリーズは制覇したぜ
最新版の5巻がいちばん良かったので、また続編があるといいなぁ〜
ありがとうございましたm(_ _)m