読書日記2023-27
きときと夫婦旅
椰月美智子(著)
[双葉社2022年7月発行]
✩✩✩
あらすじ
中三の息子が家出した。行き先は氷見。
慌てて連れ戻しに向かった母親のみゆきと父親の範太郎だが、息子はまだ帰りたくないという。 倦怠期真っ只中の夫婦が、図らずも富山に滞在することに。 鉄軌道王国の富山にはしゃぐ鉄道オタクの夫に対し、不満が募る妻……。
富山県内の観光名所や鉄道を舞台に描く、夫婦のドタバタロードノベル。
感想
家庭内別居の夫婦が、家出した息子を一緒に迎えに行く珍道中?!
が…
乗り鉄の夫は、ただ自分の楽しみのためで、家族のことを考えているとは到底思えない
富山のガイドブックとしては◎ね
最初に妻の語りで夫を愚弄してるけど、もしかしたら夫側から見たらまた違うんだろうな?と思っていたら、次に夫が語る。
が…
やっぱり自己中心の俺様だった
いちいち癇に障ることしかしないし、プライド高くて尊大な癖に薄っぺらくて器の小さい夫。
話としても結局何が言いたいのか?夫婦愛?家族愛?親子愛?
結局パンツ紛失はなんだったの?
やっぱり夫婦はもっと話し合わないとね!
我慢も臨機応変だと思うな〜
奥様の夢、47都道府県を巡ること?
ちなみにワタクシ、46都道府県に行ってます(^^)v
コロナ禍じゃなければ3年前に制覇出来てたのにな…
ありがとうございましたm(_ _)m