読書日記2023-20
あずかりやさん②
桐島くんの青春
大山淳子(著)
[ポプラ社]
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あらすじ
東京の下町でひっそりと営業する「あずかりや」。 店を訪れる客たちは、さまざまな事情を抱えて品物をあずけにくる。 どんなものでも一日百円。 店主の桐島はなぜこんな奇妙な店を開いたのか? 理由は、桐島の青春時代に隠されていた--。
10万部突破のベストセラー「あずかりやさん」待望の続編。
感想
今回も文机やオルゴールが語り手だったり、前作のパターンは引き継がれてました。
前作よりももっとパワーアップされていたかも?
オルゴールが語る歴史に惹き込まれて、ここには人生の教訓が秘められているのかもしれません。
前作では詳しく語られなかった店主の桐島くんがどうしてあの場所で「あずかりやさん」を始めたのか
あのオルゴールはどうしてこの店にやってくることになったのか
そして、桐島くんはどんな学生時代を送っていたのか
等など様々な過去が明かされました。
トロイメライ、石鹸、星の王子さまはこのシリーズの重要な要素なんですよね!
また次作は誰が語ってくれるのかが楽しみです(^^)/
ありがとうございましたm(_ _)m