読書日記2023-7,8
猫弁と少女探偵
[講談社2013年8月発行]
✩✩✩✩
猫弁と魔女裁判
[講談社2014年6月発行]
✩✩✩✩✩
大山淳子(著)
あらすじ
〘猫弁と少女探偵〙
三毛猫が失踪してしまった少女は、百瀬とコンビを組み、猫を探し出すことになった。 婚約者の大福亜子は、誕生日に百瀬から呼び出され、贈り物を期待していた。
イタズラ好きの少年は、百瀬法律事務所の手伝いをしていた。 やっかいでかけがえのない人たちの謎を抱えた百瀬のもとに、百瀬次郎と名乗る赤毛の青年までやってきて――。 大切なものたちがつぎつぎにつながるハートフルミステリー、急展開の第四弾!
〘猫弁と魔女裁判〙
事務所に来ない。 最愛の婚約者との挙式の相談もすっぽかした。 天才弁護士・百瀬は、青い瞳をした女性国際スパイの強制起訴裁判にかかりきりになっていたのだ。
それはまさか、幼い百瀬を置き去りにしたあの人?
人気シリーズ、涙の完結!
感想
お正月は猫弁三昧!の続きで〜す(*^^)v
猫弁シリーズ《4》《5》
そろそろ中弛みかな…と思いつつ、相変わらずサクサク読みたくなる本です!
色々なお金にならない問題を解決するのがメインだと思ってたけど、どうやら猫弁(太郎)という人の成長物語ではないかな?
と思えてきた
生育から感情が薄い猫弁くんが、人並みの感情をひとつずつ積み重ねていく様が、母親のような気持ちで見守りたくなるわ〜
そして驚きの《5》
エッ、完結編?まだ続いてるよね?
この時はこれで終わりとしたかったのかな?
第1シリーズ終了らしいです!
確かに見事な作品でした!
手に汗握る場面もあり〜の、切ない場面もあり〜の
全ての伏線が回収されている訳ではないけど、その辺りは余韻としてあってもいいかなぁ〜と
その完結編には、大山さんらしく猫の気持ちも入れちゃいましたね〜
発行当時にこの完結編を読んでいたら、終わるのか…と残念で仕方なかっただろうな…猫弁ロス?
なので、このあとに第2シリーズで3冊出ているから、今読んでる私は幸せかもです
ありがとうございましたm(_ _)m