読書日記2022-3,4

小野寺史宜(著)

片見里なまぐさグッジョブ

[幻冬舎2014年9月発行]

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片見里荒川コネクション

[幻冬舎2021年5月発行]

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あらすじ

《片見里なまぐさグッジョブ》

かつての同級生・美和は自ら命を断った。「結果オーライ」彼女の死に、そんな言葉を使った男がいる―。 おれは、なまぐさとはいえ坊主だ。 殺生なしで、仕返ししてやる! 父の急逝で若くして善徳寺の住職となった、合コン好きの徳弥。 善徳寺に預けた父の遺骨を引き取りにきた、フリーターの一時。

慣れない復讐に乗り出した、不器用で心優しき凸凹コンビの前途は多難で…。


《片見里荒川コネクション》

人は、何歳からだって「動ける」。
継男、“まだ"75歳。――“弟分"に頼み込まれ、「オレオレ詐欺」の受け子に!?
海平、
“もう"22歳。――寝坊で卒論を出しそこね、まさかの留年!?
老人と青年の荒川での出会いが、足踏みしていた自分たちと、周りの人たちの人生を少しずつ動かしていく。


感想

『片見里荒川コネクション』を前から気になっていて、それの前本があるというので、まずは『片見里なまぐさグッジョブ』から読んでみた。

たまたま図書館の棚に並んでいたので2冊同時に借りました。


『なまぐさ』の方は8年前だからかな?まだ熟れてない小野寺さんって感じグラサン 逆に初々しいかも?!


色んなエピソードを詰め込み過ぎた感じもしたけど、それなりに面白かった!


『荒川』の方は、二人がどう繋がるのか?までは乗れなかったけど、繋がってからはサクサク。


中盤でやっと『なまぐさ』の住職も登場し、あれから3年後の設定と分かる。


で後半で主役4人が絡まり、先に『なまぐさ』を読んだ甲斐があったなとねグラサン


どちらも小野寺さんらしいんだけど、ちょっとパンチが足りないように感じるのは…期待し過ぎだからかな?てへぺろ


でもまた続編が出たら、やっぱり読むでしょうね照れ


ありがとうございましたm(_ _)m