読書日記2022-190
透明な螺旋
東野圭吾(著)
[文藝春秋2021年9月発行]
✩✩✩✩✩
あらすじ
シリーズ第十弾。最新長編。
今、明かされる「ガリレオの真実」。
房総沖で男性の銃殺遺体が見つかった。
失踪した恋人の行方をたどると、関係者として天才物理学者の名が浮上した。
警視庁の刑事・草薙は、横須賀の両親のもとで過ごす湯川学を訪ねる。
「愛する人を守ることは罪なのか」
ガリレオシリーズ最大の秘密が明かされる。
感想
ガリレオシリーズ10弾なんですか…
全部読んだかなぁ??
東野圭吾さんは人気があるので、出遅れると直ぐに三桁の予約数が…
こちらも手元に来るのに1年近くかかったかも
今回は今までのシリーズと違って、湯川先生が科学的な根拠を元に犯人を追い詰めるような展開ではなかった。
が、湯川先生の人間的な部分を知れた気がしました!
私は今回がいちばん好きかも
終盤の湯川先生のある言葉に思わず『ええっー!』と叫んじゃいましたよ。
ネタバレになるので控えるけど、湯川先生自身の秘密ね
絡んだトリックはなかったけど、タイトルの「螺旋」の意味を考えつつ…
こう人間性溢れる湯川先生を描いてしまったら次はどんな話になるのか?
もしかしてこれで終わりではないですよね??
ありがとうございましたm(_ _)m