読書日記2022-181
天国からの宅配便
柊サナカ(著)
[双葉社2022年2月発行]
✩✩✩✩
あらすじ
大切な人へ、あなたが最後に贈りたいものはなんですか?
友人に先立たれた孤独な老女、祖母と喧嘩別れした女子高生、
幼馴染みと結ばれなかった中年男、顧問の先生を喪った部活仲間……。
依頼人の死後に届けものをするサービス「天国宅配便」の配達人が贈る、心温まる感動の物語。
感想
タイトルから何となくファンタジー系かなと思ったけど、とても現実的な話で、亡くなった方から生前の依頼にもとづいて遺品を渡すという短編集だった。
帯の言葉
『4つの小包が想いを繋ぐ、心揺さぶる救いの物語』
全くその通りでした!
ただあまりに上手く行き過ぎ?
生前のモヤモヤした気持ちや誤解が宅配便によって解けていく
そんなに簡単に?ってひねくれ過ぎかな
真実や思ってることはちゃんと伝えないと分からないよね!
第3話の《午後10時のかくれんぼ》は逆だったけど、これがいちばん心にズシンと来たかも…
切ないよなぁ〜〜
サナカさんをサカナさんと思ってたわ
ありがとうございましたm(_ _)m