読書日記2022-171

生を祝う

李琴峰(著)

[朝日新聞出版2021年12月発行]

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  あらすじ

「あなたは、この世界に生まれてきたいですか?」
子どもを産むためには、その子からの同意が必要となる世界を舞台にした衝撃作。
『彼岸花の咲く島』で芥川賞を受賞した著者による、芥川賞受賞第一作。


 

生を祝う [ 李琴峰 ]

  


  感想 

2作続けて""が題材の話を読んで、意図せず次に読んだのが""


時代は近未来、胎児の同意がないとこの世に誕生させることが出来ないというお話。


 同性婚が認められ、同性同士の親でも妊娠手術で子を持つことが出来る。


胎児の同意が得られないと、ほぼ臨月の段階で子を堕胎する…


これってありでしょうか?


「親ガチャ」という言葉があったが、親を選べたり、それに反して生まれた場合には安楽死も認められたり…


最新技術は必ずしも人を幸せにするとは限らないと痛感し、

命ってなに?

って最終的にはなるように思いました。


芥川賞作家さんの感性についていくには、もっと感性を磨かないとアカンなぁ…ショボーン


ありがとうございましたm(_ _)m