読書日記2022-168
今だけのあの子
芦沢央(著)
[東京創元社2014年7月発行]
✩✩✩

あらすじ
その友情、いつまで?
物語は予想を裏切り、鮮やかに反転する!「女の友情」に隠された5つの秘密
新婦とは一番の親友だと思っていたのに。大学の同じグループの女子で、どうして私だけ結婚式に招かれないの……(「届かない招待状」)。
「女の友情」に潜む秘密が明かされたとき、驚くべき真相と人間の素顔が浮かぶ、
傑作ミステリ短篇集全五篇。
収録作品
「届かない招待状」
「帰らない理由」
「答えない子ども」
「願わない少女」
「正しくない言葉」 感想
久々に芦沢央さん。
どの話もイヤミスかと思いながら読み進み、相手に疑念を抱き、嫌悪感や嫉妬心に翻弄されるが…
最後はスッキリと心の置きどころを見つけられるような短編集。
その差が見どころかな?
でもあまりにスッキリなので、ちょっと拍子抜け?
他人の行動に悪意があるように思えるのは、自分が僻み妬みの感情を持っているからか?
誰にだってある感情だろうし、なにもないなんてそんな聖人君子な人も逆に怖いかもね?!(^o^;)
ありがとうございましたm(_ _)m