読書日記2022-155
空芯手帳
八木詠美(著)
[筑摩書房2020年11月発行]
✩✩✩
あらすじ
職場にキレて偽装妊娠。
理不尽な雑用、セクハラ、「女」だから演じるろくでもない役回り――。 ままならない現実を破壊するのは、私だけの赤ちゃん…
女だからという理由で延々と雑用をこなす人生に嫌気がさした柴田は、偽の妊婦を演じることで空虚な日々にささやかな変化を起こしてゆく。第36回太宰治賞受賞作。
感想
偽装妊娠がどう終結するのかが知りたくて最後まで読んだけど…
よく分かりませんでした
偽装妊娠の振りをしたくなるのは分かるけど、それに対して全く悪いと思わない主人公に???
お腹に詰め物して定時で帰るのはまだしも、マタニティビクスに参加して妊婦さんと交流したり、産科での検診も…。
妊娠してないのにどうする気?と思っていたら、実際には妊娠してた?
出産…と思っていたら、また空想だったの?と感じる表現があり
これは理解力が要する物語ですね。
私にはハマらなかったわ…
ありがとうございましたm(_ _)m