読書日記2022-154
消えない月
畑野智美(著)
[新潮社2017年9月発行]
✩✩✩✩✩
あらすじ
本を落とすほどの衝撃! この闇を直視できるか――?
彼らは出会って恋人になり、やがて別れた。 ありふれた恋のはずだった、彼が”ストーカー”になるまでは。
――被害者の恐怖と、加害者の執着。 ストーカーの闇を両側の視点から抉る畑野智美流傑作イヤミス!
感想
畑野作品に惹かれてて、この本もぜひ読みたいと思ってました。
が…
かなりヒリヒリ、ドヨ〜ン
典型的なストーカー!
私が常識として知っているストーカータイプが、こうやって成り立っているんだとつくづく思い知らされます。
本を落とすほどの衝撃はないけど…腹が立って仕方なかった!
ストーカー本人は当たり前で、その被害者も苛立たしい
「口答えしないで欲しい」と言われたり、携帯に入っている男の連絡先を全部消された時点で、私ならば怒って"さよ〜なら"
それを受け入れた時点でもう相手には従順なターゲットになっちゃった気がします。
現実にストーカー被害に遭われた方にはゴメンナサイだけど🙇
それでも何回も闘うさくらちゃんが、あと少しで幸せになれる!
ここではウルウルしてしまったのに…
畑野作品に、またハマってしまいました!
ありがとうございましたm(_ _)m