読書日記2022-147
めぐり逢いサンドイッチ
谷瑞恵(著)
[角川書店2019年5月発行]
✩✩✩✩✩
あらすじ
靭公園にある『ピクニック・バスケット』は、開店して三年を迎える手作りサンドイッチの専門店。 蕗子が、姉の笹子―笹ちゃんのこの店を手伝いはじめて、半年になる。 笹ちゃんは店を訪れた人たちの、具材への思いや記憶、そして物語をやさしくパンにはさんで、誰が食べてもなつかしいような新しいような、そんなサンドイッチをつくっているのだ…。
おっとりした姉としっかり者の妹、店を訪れる個性的な人々―常連客の小野寺さんやパン職人の川端さん―が織りなす、優しくも愛おしい物語。
感想
前回に続いて美味しいサンドイッチです![]()
特に大きな事件がある訳でなく、淡々と進む話だけど優しくて気持ちが温かくしてくれました!
ふんわりした姉の笹ちゃんと、しっかり者の蕗ちゃん。
猫のコゲ、常連の小野寺さん、一斤王子な川端君。
みんな魅力的な登場人物たち。
笹ちゃんと蕗ちゃん姉妹にも物語があって、それが最後にいい味を出してました〜♡
最初の話がややこしくて分かりづらかったけど、それも落ち着いて読み直すと納得。
バリバリの大阪のど真ん中が舞台なのに、大阪感が薄いのも私には良かったけどね(^_-)-☆
続編もあるのかな?
ありがとうございましたm(_ _)m