読書日記2022-117
百年厨房
村崎なぎこ(著)
[小学館2022年4月発行]
☆☆☆☆☆
あらすじ
石庭大輔は宇都宮市大谷町にある元石材商の旧家に暮らす公務員。 ある日、石庭家に見知らぬ若い女性が現れた。アヤと名乗るその女性は明治時代の生まれで、亡くなった大輔の祖父のもとで働いていたと言う。 友人の紫は「タイムスリップだ!」と騒ぐが、大輔は信じない。 さらに大輔は妹の忘れ形見・ルナを引き取ることになり、アヤ、そしてなぜか紫をも巻き込んで奇妙な同居生活が始まった。
天涯孤独の身で食にも生活にも興味なく生きてきた大輔だったが、アヤの作る百年前の料理に次第に食卓を楽しむ気持ちが湧き上がる。 しかし、あるきっかけから新たなタイムスリップが起きてしまい……。
感想
タイムスリップ…
あぁー、これは無理かなと思いつつ読み進めると、何かハマってしまった
第3回「日本おいしい小説大賞」、郷土愛と貴重なレシピ満載の受賞作!
これは映像化すると面白いだろうなぁ!!
ただ…
面白いのに何か残念
まず、プロローグ
ここはツカミなのに、掴めてない?
後半になり、"なるほど"とは思うのだけどね。
著者は元ブロガーさんで、本書がデビュー作みたい。
だから、まだ熟れてないのかな?
ファンタジー苦手な人でも面白く惹き込まれる話なので、もう少しメリハリが強調されたら良かったかも?
何様よってか、上から目線でゴメンナサイ_(._.)_
で、ご祝儀で✩5つ
ありがとうございましたm(_ _)m