読書日記2022-110
空にピース
藤岡陽子(著)
[幻冬舎2022年2月発行]
☆☆☆☆
あらすじ
公立小学校教諭のひかりは、都内の赴任先で衝撃を受ける。 立ち歩き、暴力、通じない日本語……。 強くならなければ、子どもたちは守れない。
公立小学校の教師になって五年目のひかりは、都内の赴任先で出会った人々に衝撃を受けていた。 ひかりの前任者は鬱で休職中。 さらに同僚からは「この学校ではなにもしないことです。多くのことを見ないようにしてください」と釘をさされてしまう。
虐待、貧困、性暴力――。過酷な環境で生き延びる子らに、悩みながら寄り添うひかりが最後に見た希望とは。
感想
とにかく読んでいてしんどい…
子供たちではなく、大人!
その大人にも事情はあるだろうが…
教育格差・貧困・虐待・ネグレクト・小児性愛・外国籍の子ども…
社会の歪みが今の子どもたちを取り巻く過酷な現状。
何とかならんのかい!
ミステリー要素もあるが、その辺りは期待薄だったかも??
エピローグへの持って行き方はさすがなんだけど、まとまり過ぎた感もありちょっと物足りなさがあったかな?
ありがとうございましたm(_ _)m