読書日記2022-82

闇から届く命

藤岡陽子❨著❩

[実業之日本社2015年2月発行]

☆☆☆☆

 

闇から届く命 [ 藤岡陽子 ]

 

あらすじ

都内の産婦人科病院に勤める有田美歩は、助産師になって六年目。 勤務先にはやや問題があるものの、有能な先輩や同僚に恵まれ、充実した日々を送る。 ある日、新生児室から一人の男児が消え…。 使命感に燃える助産師たちが生まれくる命のために奔走する!


一分一秒を争う現場で「生まれてくる命を守りたい」と働く助産師を始めとする
スタッフたちの緊迫の日々を、出生前診断やネグレクトなど、現代の産科医療現場における問題に切り込みながら描く医療サスペンス。


感想

ん?サスペンスなのか?

あまりそうとは思えなかったかな?!


助産師さんの活躍には、ただただ頭が下がるのみ…

が、全く受け入れられない人達が同じ職種だなんて…

とにかく怒りばかりの本でした!


確かにきれい事ばかりじゃ経営はできないでしょうが、権力だけを振りかざして実力がない人がのさばっていていいのか?!ムカムカ


"命" 何ものにも変えがたいものです!


『母親は自分の命を懸けて新しい命を産むが、命を葬る選択もする…

生まれる意味のある命とない命、命に違いはあるの?』


この言葉も重いですね…。


ありがとうございましたm(_ _)m