読書日記2022-75
いえ
小野寺史宜❨著❩
[祥伝社2022年2月発行]
☆☆☆☆
あらすじ
友がいて職場があって、ひとが築く、まち。 その中に暮らす我が家。 近くて遠い、家族。
社会人三年めの三上傑には、大学生の妹、若緒がいた。 仲は特に良くも悪くもなく、普通。 しかし最近、傑は妹のことばかり気にかけている。
傑の友だちであり若緒の恋人でもある城山大河が、ドライブデート中に事故を起こしたのだ。 後遺症で、若緒は左足を引きずるようになってしまった。
ハンデを負いながら、若緒は就活に苦戦中。 家族に、友に、どう接すればいいのか。 思い悩む傑は……。
感想
『ひと』『まち』に続く感動作!と知れば、早く読みたいと待ってました![]()
3月〜10月の短い話、その中で主人公の変化…
しかし、その期待が大き過ぎたのか…
前半はグダグダ、ダラダラ、キレが悪くて、あの何気ない日々の感動が、ワクワク感が襲ってこないぞ![]()
後半になり、グダグダ感が減りだすと、おぉー何かワクワクしてきたぞ![]()
そう〜よ!そういうのを期待していたんです。
結局は、主人公が精神的に幼くて余裕がなく、それを周りの人の…イヤ、妹の存在から成長していく、何気ない日常でしたとさ![]()
『ひと』『まち』の登場人物が多々絡んできます。
主人公の『いえ』は筧ハイツの三軒隣だよ〜ん![]()
ありがとうございましたm(_ _)m