読書日記2022-72
お探し物は図書室まで
青山美智子❨著❩
[ポプラ社2020年11月発行]
☆☆☆☆☆
あらすじ
お探し物は、本ですか? 仕事ですか? 人生ですか?
人生に悩む人々が、ふとしたきっかけで訪れた小さな図書室。
彼らの背中を、不愛想だけど聞き上手な司書さんが、思いもよらない本のセレクトと可愛い付録で、後押しします。
仕事や人生に行き詰まりを感じている5人が訪れた、町の小さな図書室。
「本を探している」と申し出ると「レファレンスは司書さんにどうぞ」と案内してくれます。
自分が本当に「探している物」に気がつき、明日への活力が満ちていくハートウォーミング小説。
感想
読まれた方のほとんどが絶賛されていたので、やっと読めると楽しみにしてました
短編五章で微妙に関連する人々、そして共通はコミュティハウスと図書室。
そして司書さんね←マツコ・デラックス?
第一章で、伏線から結末の流れが分かり、後は安心して読めました
が、何故か読むば読むほど気持ちがザワザワ…
なぜだ?
今の自分自身の人生に悩み、生きづらさを感じる人達が、少しのヒントで自身でその答えを見つけ前に進んでいく!
その姿に圧倒されたのかもな?
そして自分に重ねたらモヤモヤしたのかもしれません…。
何かしたいけど、そこまで追い詰められていないし、現状に100%満足はしてないけど、100%不満でもない
でも…
人生って難しいなぁ
裏表紙の猫さんに
ありがとうございましたm(_ _)m