読書日記2022-39
水曜日の手紙
森沢明夫❨著❩
[角川書店2018年12月発行]
☆☆☆☆
あらすじ
「水曜日郵便局」とは…水曜日の出来事を記した手紙を送ると、かわりに見知らぬ誰かの日常が綴られた手紙が届くという、一週間に一度・水曜日だけ開くちょっと不思議なプロジェクト。
家族が寝静まった夜更け、日課として心の毒をこっそり手帳に吐き出していた井村直美は、そんな自分を変えたいと、夢を叶えた理想の自分になりきって空想の水曜日をしたため、「水曜日郵便局」に手紙を出す。
一方、絵本作家になる夢を諦めた今井洋輝も婚約者のすすめで水曜日の手紙を書いていた。
会うことのない二人の手紙は、やがてそれぞれの運命を変えていき―。
感想
ずっとヘビーな本が続いたので、ここいらで癒やされたい!
となると森沢さん
しかし、1章2章は後向きな発言や行動にげんなり
3章から、ちょっと風向きが変わり、フムフム良いじゃない
誰にだって後向きな気持ちや愚痴もある。
それがちょっとしたキッカケで、一筋の光がさす
幸せになる三つの法則
・自分の心に嘘をつかない
・よかれと思うことはどんどんやる
・他人を喜ばせて自分も喜ぶ
教訓だ!
また、
「大切なのは、どの道を選ぶかよりも選んだ道を自分がどう感じどう生きるか。誰と一緒にその道を歩むのか」
これまた教訓!
読まれた方の多くが気になるだろう
本当にあるの?『水曜日郵便局』
《トンネルを抜けたその先には海が広がっていて…》
まさにその通りの実在の鮫ケ崎水曜日郵便局
現在は閉局されているようだけど、人々に色んなドラマを下さったんでしょうね?!
昨夜、大きな地震ありました!
東北から関東の方々、大丈夫でしょうか?
この鮫ケ浦水曜日郵便局もまさに震源地に近い?!
壊れてないよね?
ありがとうございましたm(_ _)m