読書日記2022-18

声の在りか

寺地はるな❨著❩

[角川書店2021年5月発行]

☆☆☆☆

 

声の在りか

 

  あらすじ

「こんなところにいたくない」

パート帰りの希和が見つけたのは、小学四年生の息子・晴基とそっくりの筆跡で書かれた切実なメッセージだった。 本人に真意を問いただすことも夫に相談することもできない希和は、晴基が勝手に出入りする民間学童『アフタースクール鐘』で働きはじめる。

マイペースな経営者・要や子どもたちに振り回されながらも、希和はいつの間にか自分の考えを持たない人間になってしまっていたことに気付く。 周囲から求められるものでも、誰かからの受け売りでもない、自分自身の言葉を取り戻すためにひとりの女性が奮闘する、大人の成長小説!


  感想

大人の成長小説?

なるほどそういうことなのね…


読んでいてモヤモヤと苦しくなった。

何故か?

あまりにリアルに昔の自分ともシンクロしたからかもしれないなショボーン


今ならば当たり前に言えるだろう言葉が、その頃は言えないのは?


年齢か?

ただ単に図々しくなっただけか?グラサン


"言葉"で示さないと分からないことや理解できない事がある!

夫婦でも、いえ夫婦だからこそそうでないと気づき


子供の成長において置かれる親も多いのかも?

だから、いつまでも自分から手を離せない…


『あなたの心の声はちゃんと届いてますか』

届けられるような人間になりたいですキラキラ


ありがとうございましたm(_ _)m