読書日記2021-207
【この嘘がばれないうちに】
川口俊和❨著❩
[サンマーク出版2017年3月発行]
☆☆☆☆
愛する人を思う気持ちが生み出した、不器用で優しい4つの「嘘」
「過去にいられるのは、コーヒーが冷めるまでの間だけ」
不思議な喫茶店フニクリフニクラにやってきた、4人の男たち。
どうしても過去に戻りたい彼らの
口には出せない本当の願いとは……?
第1話 22年前に亡くなった親友に会いに行く男の話
第2話 母親の葬儀に出られなかった息子の話
第3話 結婚できなかった恋人に会いに行く男の話
第4話 妻にプレゼントを渡しに行く老刑事の話
あの日に戻れたら、あなたは誰に会いに行きますか?
シリーズ2冊目。
先に3作目を読んだので、お話としてはそれよりも7年以上前ですね。
1作目からも7年経ってるみたいだから、そんな感じで続編が出ているのかな?
この7年にも意味があるのよね、きっと![]()
しかし、後の7年後の登場人物のキャラが違って戸惑うわ〜?!![]()
やはり順番通りに読むべし!
本文によると、この本の時代時点で過去に戻った人は41人。
その中で亡くなった方に会いに行った人は4人!
これには…えぇー?![]()
何となくほとんどが亡くなった方にと思い込んでいたから。
今は会えない人の過去の気持ちを聞きたい!伝えたい!
そういう場合が多かったのだと改めて知りました![]()
シリーズ最新版は、もう少し後になりそうだけど、さてさてどう攻めてくるのかな?
ありがとうございましたm(_ _)m