読書日記2021-204
【思い出が消えないうちに】
川口俊和❨著❩
[サンマーク出版2018年9月発行]
☆☆☆☆
伝えなきゃいけない想いと、どうしても聞きたい言葉がある。
心に閉じ込めた思い出を、もう一度輝かせるために、不思議な喫茶店で過去に戻る4人の物語――。
とある街の、とある喫茶店の
とある座席には不思議な都市伝説があった。 その席に座ると、望んだとおりの時間に戻れるという…
ただし、そこにはめんどくさい……
非常にめんどくさいルールがあった。
この物語は、そんな不思議な喫茶店で起こった、心温まる四つの奇跡ーー
第1話「ばかやろう」が言えなかった娘の話
第2話「幸せか?」と聞けなかった芸人の話
第3話「ごめん」が言えなかった妹の話
第4話「好きだ」と言えなかった青年の話
あの日に戻れたら、あなたは誰に会いに行きますか?
最新版『さよならも言えないうちに』が○万部突破!と言うのを新聞広告で見て、『コーヒーが冷めないうちに』の続編だ〜と調べたら…
なんとシリーズ化されていた![]()
『この嘘がばれないうちに』と『思い出が消えないうちに』が間に出ていたんですね。
一気に3冊を予約して、この本が一番に手元にやってきました![]()
シリーズで言えば3作目ね。
舞台は函館、流さんが母上のお店へ助っ人へ。
《もし、明日、世界が終わるとしたら?》
サブタイトルと言ってもいいかもね![]()
パターンとしては『コーヒーが…』と同じ。
なので、話の筋はだいたい分かっちゃいますね![]()
今回は最終話には「へっ?」
やはり『死』を離さないのか…
死が基本なので、決して明るい話ではないけど、著者の泣かせてやろう感がミエミエ?!
それでもウルッ
は仕方ないな![]()
と言いつつも、2作目と4作目も読んじゃうな!
ありがとうございましたm(_ _)m