読書日記2021-177
【医学のつばさ】
海堂尊❨著❩
[角川書店2021年6月発行]
☆☆☆✬
東城大医学部に通う中学三年生の曾根崎薫は、クラス委員の進藤美智子、ガキ大将の平沼雄介、医学部を目指すガリ勉の三田村優一ら同級生たちと、洞穴の中でみたこともない巨大な「たまご」を発見。
薫たちは孵化した謎の生物に〈いのち〉と名付け育てようとするが、動物実験の材料にしようとする文科省に囚われてしまう。
〈いのち〉の奪還を試みる薫たちだったが、やがて「こころの移殖」という壮大な陰謀が明るみになり、米国政府も巻き込む巨大な騒動に発展していく……。
「中学生医学生」シリーズ完結編!
に続く第3弾で最終章。
前作の『医学のひよこ』からはファンタジーの世界に入り、続きありの終わり方だったので、どう結末するのかが1番の関心ごとでした。
ひと言でいうならば…
ハチャメチャ

そして専門的な部分は、理解がちょっと難しい

首相案件から文科省に厚労省やら、自衛隊や米軍、警察も総動員とか、あり得んわ



ただ拍手を送りたくなる一説
〘お偉いさんにソンタクして真実を報道できない意気地なしのテレビや新聞なんて怖くない。 権力者に媚びて市民を叩く。それが今の報道のルールらしい。〙
こういうことも言いたかったのかな?
今回知った言葉『桜ノ宮サーガ』
サーガの懐かしい人々が登場するのは、「おぉーおぉー」

奇しくも現役のお医者さん作家作品を続けて読んだけど、余りに違う内容に苦笑い

ありがとうございましたm(_ _)m