読書日記2021-161
【神の悪手】
芦沢央❨著❩
[新潮社2021年5月発行]
☆☆☆
破滅するとしても、この先の世界が見たい――将棋に魅せられた者たちの苛烈な運命。
棋士の養成機関である奨励会。 年齢制限による退会が迫る中でも昇段の目がない岩城啓一は、三段リーグ戦前夜、対戦相手からある“戦略”を持ちかけられるが……。
追い詰められた男が将棋人生を賭けたアリバイ作りに挑む表題作ほか、運命に翻弄されながらも前に進もうとする人々の葛藤を、丹念に描き出す将棋ミステリ。
将棋の世界。☖☗
スーパーヒーロー藤井聡太くんの登場で、ここ近年は目立ってますよね。
と言っても、ルールの知らない私には、この本は馴染めなかった…。
短編集で、時系列がばらばらなことに何か意味があるのだろう?
と期待したのだが、結局同じ登場人物が別の短編に登場するような伏線もなく、一つ一つの物語で完結する形だったので、ちょっとガッカリかな
また、終わり方が肩透かしなような短編も幾つかあり、これまたちょっとモヤモヤ
頭脳の世界には縁遠い私です
ありがとうございましたm(_ _)m